赤ちゃんの引っ搔き傷、痛そうだしなんとか掻かせないようにしたい!と思っているお母さんも多いのではないでしょうか?
特に慢性化している場合は、不安が絶えませんよね…
私もネットで何度も検索しましたがピンとくる方法やアイテムに出会えず、たくさん考え試行錯誤を繰り返してきました。
その結果、生後4か月のときは傷を直接触れないように絆創膏でカバーすること、生後9か月のときには病院を受診するのがベスト!という結論に至りました。
傷がすっかり治った今では、引っ搔く素振りも無くなり安心して薄着でおでかけすることができます。母としてはとても晴れやかな気持ちです。
今悩んでいらっしゃる方がいれば、ぜひ参考に読んでみてくださいね。
引っ搔き傷を治したい
息子の引っ搔きグセ
我が家の息子は、生後4か月と9か月のときに引っ掻き傷があり、かなり悩みました。
見るからに痛そうな傷…クセになってしまったのか、傷の上からさらに搔き続けるため悪化していました。
赤ちゃんの新陳代謝はものすごいスピードではありますが、それでも追いつけないくらい常に搔いていたのを覚えています。
特に眠かったり機嫌が悪いときに、ガーっと掻いてしまっていました(T_T)
実際のところほんとに痒いのか、それともクセなのかが分からず、悩む毎日。
一時的のものだと分かっていても、毎日見ている親としては心配でした…
1回目の悩み
生後4か月のときは、おでこをずっと引っ搔いていました。
まだ髪の毛の量が少ないため、おでこ丸出しで余計に傷つきやすい状況でした。
2回目の悩み
生後9か月のときには、首の後ろと両足首を引っ搔いていました。
ガリガリ音がするくらいの強い力で引っ掻くので、私は怖くて目を離すことができず常に気にしていました。
傷も悪化しやすく、よく出血していて痛々しかったのを覚えています。
対策としてやってみたこと
生後4か月のとき
おでこを引っ搔くときの対策でやってみたことは、
- ミトンをつける
- 帽子をかぶせる
- おでこを包帯で巻く
- 絆創膏を貼る
この4つでした。
1:ミトンは一般的な対策法かなと思いますが、両手が塞がれてしまうためおもちゃが上手く掴めず機嫌が悪いこともしばしば…見てる側としても可哀想でした。
また親としての本音は、ミトンはつけたくない!でした。手先の刺激が大切な時期だったため、なるべく手を出してあげたい気持ちと傷を治したい気持ちでの葛藤がありました。
2:その後、新生児用の小さめな帽子をかぶせてみたり、ごっつん対策帽子をかぶせて掻けないようにしてみましたが、どちらも一瞬で脱げてしまい効果は無かったです。
3:それなら!と包帯でおでこ周りをグルグル巻いてみましたが、これもスルッと取られてしまいました…
4:最終的には、大きめの絆創膏(ケアリーヴ)で患部を覆う作戦が成功でした。
良い絆創膏(ケアリーヴ)にしたので、肌にフィットして剥がれることなくミトンをつけずに遊べます。上から掻いても傷口には影響無かったです。通気性もいいので蒸れることなく安心です。
ただ、赤ちゃんの肌は薄くて柔らかいので、剝がすときは慎重にやる必要があります。我が家はお風呂に入っているときに水でふやかしながら剥がしていました。
生後9か月のとき
首の後ろと両足首を引っ搔くときの対策でやってみたことは、
- ミトンをつける
- ハイネックの服+スタイ
- トレンカを履かせる
- 絆創膏を貼る
- 腹巻きをつける
- ネックウォーマーをつける
- 帽子+当て布(手作り)をかぶせる
- 病院を受診する
この8つでした。この時はかなり苦戦しました。
1:今回は、手首の部分が普通のものより長めに作られた外れにくいミトンを購入し、よく掻く左手だけつけていました。それでもおもちゃで上手く遊べず機嫌が悪いことも多かったです。
2:ミトンをつけないで済むためにも、子供用のハイネックの長袖を購入し着せてみたところ、まだ首元に余裕があったため、上からスタイをつけて押さえていました。最初の頃は効果あったかな。
3:両足首もガリガリ搔いていたので、子供用のトレンカを購入し履かせてみたら、ちょうど掻いていた場所が覆えたので良かったです。ですが、ゆるめの作りのトレンカだったためハイハイしているうちに脱げやすいのが難点でした。(靴下のようなぴったりタイプのトレンカは見つけられませんでした…)
4:そこで前回成功した絆創膏作戦にしたのですが、患部が首の後ろで皮膚が柔らかい&よく動かす場所だったため、優秀なケアリーヴさんでも剥がれてしまうほどでした。
5:次に布をかまして直接傷を掻けないようにしようと考え、大人用の腹巻きをつけてみましたが、大きすぎてブカブカだったので、簡単にめくって手が届いてしまいました。
6:それなら!と大人用のネックウォーマー(暑くなってきたら接触冷感タイプに変更)をつけてみました。これも大きかったのですが、後頭部の布を頭までかぶせてターバンのようにして、さらに腕を通せるようにカットすると脱げずに引っ搔けなくなったので、しばらくこのスタイルで過ごしました。


7:夏になると上のような恰好では暑いため、今度は市販の赤ちゃん用帽子の後ろに日よけの布がついているのを参考に、長い布を使って背中まで届くように手作りで加工しました。また、布がめくれて手が入らないようにあごの下で縛れるようにしました。


これで夏も大丈夫!と思っていたのですが、帽子スタイルなので夜寝るときにはかぶれません…
そんなこんなで一通り色んな対策をやってみましたが、納得のいく方法には出会えませんでした。
8:なので最後の手段として、アレルギー科がある病院を受診することにしました。私も過去に受診して良くなった経験があるので、その病院で診てもらうことにしました。
子供がたくさん受診している病院だったため、安心感もありました。
いろいろ対策した結果
生後4か月のとき
このときは絆創膏作戦により、無事に傷が完治しました。
まだ体を思うように動かせない時期なので、クセで掻いちゃってたのかな~?という感じです。
生後5か月のときには、ミトンもつけずに元気に遊んでいました。
生後9か月のとき
最終的に病院で先生に診ていただき、アトピー性皮膚炎との診断でした。
塗り薬を処方していただき、塗った次の日には搔く素振りがぐっと減りました!
ホントに嬉しかったです。そこでやっと「クセじゃなくて今までずっと痒かったんだな…」と分かりました。
息子にも「気づけなくてごめんね…」という気持ちになりました。
まだ自分で喋れない時期なので、色々と試行錯誤して遠回りにはなりましたが、安心できる今に辿り着けてほっとしています。病院の先生にも感謝です。
その後、生後11か月で傷は完治しました。長い戦いでした。
まとめ
今回は赤ちゃんの引っ搔き傷対策についてお話しました。
傷がどんどんできてしまうと親も心配になってきますよね。なんとかしたいけど対策は?と分からないことも多いと思います。
ネットでじっくり調べてもピンとくる商品や方法が見つけられなかった私が実践した対策について、すべて書かせていただきました。
赤ちゃんの月齢によって、またそのときの状況によって変わりますが、最終的には生後4か月のときは絆創膏作戦、生後9か月のときは病院を受診するという結論に至りました。
これは完全に、我が家の場合は。です^^;
赤ちゃんが痒いのかクセなのかでも対応が変わってきますが、参考になると嬉しいです。
長々と書いてしまいましたが…これが現実になります^^;
試行錯誤したことにより親として一歩成長できたのかなと感じています。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
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